中古車査定TOP >> 高く売るためのコツ >> 事故歴
事故歴
中古自動車の事故歴は、現在ではかならず見破られると思って間違いありません。
買い取り専門店のほうでも、買い取ったあとは車両をオートオークション(中古車オークション)にまわして別の、複数人のプロに評価・査定してもらうので、事故記録を隠されるのが一番困ります。
売主が事故記録を言わず、自分でも事故があったことに気付けなかった場合、買い取り専門店の信用問題にもかかわってきてしまうからです。
申告しなかった事故歴が後で判明した場合には、契約内容によっては損害賠償請求をされるおそれもあります。
かと言って、細かいキズのひとつひとつまで説明する必要はありません。 「ここはガレージの隅でこすって塗装がはげた所」「ここは子どもが石を投げてぶつけた所」など、故・中島らもさん曰く「動くマイホーム」と化しているのが今どきのクルマ。キズやへこみに込められた家族の歴史を披露する必要は、しかし、中古車査定のときには特にありません。 では、どの程度の事故歴まで、申告するべきなのでしょうか。
申告すべき「事故歴」
中古車買い取り査定のときに申告すべき「事故歴」とは、
・車体の骨格部分を損傷・破損して取り替えた経歴
・ボンネットやドア、トランクのドアなどを交換するほどの大きな事故の経歴
のことです。
車体の骨格部分を修復した自動車は「修復歴車」と呼ばれます。
他、車体の部品を交換したことがある場合にはそれも申告しましょう。
また、中古車として購入したクルマの場合には、前オーナーの事故歴の責任がこちらに被さらないように手を打っておく必要があります。